逃げることは本当にいけないこと?
お仕事をしていると、
嫌なことや逃げ出したくなることも
たくさん、ありますよね。
そんなとき
「逃げることは悪」
「逃げないことが美徳」
とされていますが、
本当にそうなんでしょうか。
僕は以前に同僚から
「仕事が辛くてやめたい」と、
相談を受けたことがあります。
その同僚は上司に
「3年は続けた方が良い」とか
「辛いことから逃げると逃げ癖が付く」
と、言われたそうで、
ものすごーく悩んでいました。
僕も同僚とは同じ職場で、同じ仕事をしていたので、
仕事の辛さは、よく分かっているつもりです。
でも、
育った環境や性格、価値観が違えば、
能力だって、得手不得意だって違います。
当然「辛い」の基準も違うはずで、
僕も、上司も違う人間であるかぎり、残念ながら
究極的に分かり合えることはないのです。
それなのに、
他人の価値観で善悪を決められてしまう。
これってすごく変だと思いませんか?
言ってしまえば、
「朝起きるのが辛い」のも
「生きていくのが辛い」のも
どちらも同じ「辛い」なわけで、
「生きていくのが辛い」という人に
「それは逃げだ!」とは、言えないですよね。笑
それに、そもそも自分の人生において
「自分の価値観を重視する権利」は、あるはず。
僕が言いたいのは
「わがままに生きてください」
ということではありません。
あなたが思う
「ありのままに生きてください」
ということです。
あなたが価値を感じることを重要視することは
決してわがままなんかじゃないですよ。
ただ、自分の人生を生きているだけのことです。
「楽しいことばかりしちゃダメ」
「辛いことから逃げちゃダメ」
そんな考えが「あたりまえ」のように
世の中に流れています。
もちろん、ときには社会や会社という組織の中で、
こうしたことを飲み込む必要もあるかもしれませんが、
それは決して自分の「希望」や「理想」を捨ててまで、
飲み込まないといけないものじゃないと思います。
あなたは
好きなことをなるべく追いかけるべきだし、
嫌いなことはなるべく避けるべきです。
逃げて怒られるのは人間くらいで、
他の動物たちは、
本能で逃げないと生きていけないのです。
だから、基本的には
「辛いことはやらなくても良い」し
「楽しいことは追いかけてもいい」し
「逃げてもいい」んです。
だって、
辛いことだけで埋めるには
あまりにも人生は長すぎますし、
好きなことを放置するには
あまりにも人生短すぎます。
他人の価値観に合わせる必要なんて、ないんですよ。
せいぜい100年しかない、あっという間の人生を、
他人に縛られて窮屈に生きていくなんて、悲しいです。
あなたは、ありのままに、
あるがままに求めたいことを求めていく。
それでいいんだと思います。
他の誰でもない「あなたの人生」なんですから。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
【今日のプチワーク】
①もし、あなたの余命があと1ヶ月と宣告されたら、何をやめたいですか?
②もし、あなたの余命があと1ヶ月と宣告されたら、何をやりたいですか?
今の時間は今しかありません。
「今、我慢すれば後で楽ができる」
なんてことも、
もしかしたら、あるかもしれません。
でも、今の時間だって、大切な人生の一部なんですよ。
だからこそ、あなたらしい毎日をぜひ過ごしてください。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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